SCB 参照数: 1973

ブローカレス理論

  1. 発見、グルーピング、共有、連携の自律分散協調
  2. 緩やかさと局所性の追求
  3. ブローカレス、自己組織化、個の尊重(自律性)
  4. インセンティブ、トラスト、コネクタ「イトコ」
  5. 参加・醸成型コミュニティ、プライバシー保護、実世界の活性化、ボトムアップ

*星合隆成編著:ブローカレスモデルとSIONet , オーム社 (2003-07-10出版)

ブローカレスモデルの実践例0:地域コミュニティーブランド

「ブローカレス理論に基づいた地域コミュニティブランドを提唱」

 地域コミュニティブランドは単なるモノづくりを目的とするものではなく、モノづくりを通じて地域コミュニティを構築することを狙いとしています。この地域コミュニティの中でさまざまな物語を生み育てることにより、共感や人とのつながりを醸成することを目指しています。

 このコミュニティでは誰もがモノづくりのプロセスにふれることができたり、参加者のアイディアとメーカーの技術・やる気が結びつくことで新たなプロジェクトが生み出されたり、誰もがモノ作りのプロジェクトにたずさわることができるなどのさまざまな物語を作り出すことが可能になります。

【地域コミュニティブランドのキーコンセプト】

 ①モノづくりを通じた地域コミュニティの構築
  技術・人・モノ・情熱・興味・やる気・共感などの自律的な繋がり
  ボトムアップ型のモノづくりを通じた活動・取組みをブランド化したもの(活動それ自身がブランド)
 ②物語りのあるモノをプロデュース(モノ+物語り)
 ③誰もがモノづくりに関わることができる草の根の活動
  コミュニティプロジェクトや学生プロジェクトを支えるティーチングアシスタント(TA)や学生アシスタント(SA)制度の導入
 ④地域コミュニティを支えるコミュニティシステムの開発・運営
 ⑤地域コミュニティの学術的評価

 モノの開発から流通までの一貫的な支援システムとTA・SAによる支援体制の確立により自律したコミュニティとコミュニティビジネスの構築を目指します。また,これらによる地域情報化・地域活性化・地域再生・町おこしなどに貢献します.

 地域コミュニティブランドは、地域活性化、コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス創発のための新理論ですが、最近では、アクティブラーニングの新メソッドとしても注目されています。

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ブローカレスモデルの実践例1:Web連携システム

 ①プレゼンス機構
  「顔」が見える、Webサイト閲覧者同士の横の繋がりがあるWebサイトの構築
 ②リアルタイムコミュニケーション機構
  閲覧者間でのリアルタイムなコミュニケーション
 ③近傍のWebサイトを提案
  物理的な距離、意味的な距離に基づいて近傍のサイトを検索
 ④大群化によるポータルサイトの構築
  連携による大群化効果・シナジー効果。ロングテール広告の配信
 ⑤還流型コミュニケーション機構
  放流、口コミ、評判、トラスト、合言葉で繋がるコミュニケーション
 ⑥エココンピューティング機構
  遊休のコンピューティング資源を活用して、連携システムを構築

ブローカレスモデルの実践例2:意味情報ネットワーク SIONet(シオネット)

世界初のP2PネットワークであるSIONetを考案,報道発表

 ①意味情報(メタデータ)によるアドレス体系(固定的な識別子レス)
 ②連鎖反応機構
 ③自己組織化機構
 ④プラグインと共有機構
 ⑤セミピュア機構、フェデレーション機構などの特徴的な機構を有するユビキタスプラットフォーム

ブローカレスモデルの実践例3:その他・活動歴など

【平成18年度】

【平成16・17年度】

【平成14・15年度】