2019年12月にSCBラボが熊本市や熊本県、熊本日日新聞社、崇城大学など5者と締結した地域イノベーション人材育成やICTを用いた地域活性化やイノベーション創発を目的とする包括連携協定に基づいて、情報学部情報学科未来情報コースの「異分野イノベーション基礎・応用」というアクティブラーニング型の講義が開講され、学生16名が熊本市北区役所職員の方々と連携し北区の地域課題解決に取り組んでいる様子が地元紙に取り上げられました。
この講義ならびに取り組みは、星合隆成所長(崇城大学IoT・AIセンター長/情報学部教授)が開発したイノベーション創発プログラムによって設計されており、学生らは地域イノベーションのための理論である地域コミュニティブランド(SCB理論)を用いて、地域住民、地域団体や企業による持続的なコミュニティを低コストで構築し、コミュニティメンバーとともに地域イノベーション創発による地域課題解決を目指します。
これまでに学生らは行政や地域団体への聞き取り調査や、北区が主催した市民ワークショップへの参加により地域課題を把握し、その解決のためには「福祉」「子育て」「過疎」「施設活用」の4つの分野において、地域住民や企業といった地域資源同士の新たなつながりを生み出す場づくりが必要だとして、地域コミュニティの構築を始めています。そして、コミュニティへの参加者を募集するために、壁新聞を制作し、趣旨に賛同いただいた肥後銀行植木支店やTSUTAYA AVクラブ植木店の店内に掲示いただいています。
この取り組みの情報は、熊本市北区役所ウェブサイトや学生有志によるブログメディアから引き続き発信される予定です。連携やご支援を希望される方々は下記URLからお問い合わせください。
【お問い合わせ先:学生有志によるブログメディア「異分野イノベーションブログ」】
https://innovationblog.ispeer.jp/
【3月22日熊本日日新聞朝刊】
【TSUTAYA AVクラブ植木店への壁新聞掲示依頼】
【北区山本地区でのイノシシ被害や空き家に関するフィールド調査の様子】
【北区Facebookページにて活動開始がアナウンス】