7月31日に愛媛県立今治工業高等学校の教諭4名が崇城大学IoT・AIセンターを視察されました.
この視察の目的は,愛媛県が県を挙げて取り組んでいるイノベーション人材育成の取り組みの充実に向けて先進事例を調査することです.視察に訪れた教諭の方々から,当センターが推進するSCBイノベーション創発プログラムを用いた大学生や高校生のイノベーター育成カリキュラムの特徴や,センターが提供する最先端ICT機材の種類や機材を用いた学生らの具体的な成果物について,また,2019年に小中高校生に向けて実施された総務省委託事業である地域ICTクラブ「みんなの防災ICTクラブ」における活動内容について調査や質問がなされました.
なかでも最も関心を集めたのが,星合隆成所長(崇城大学情報学部教授/IoT・AIセンター長)が発案し情報学科未来情報コースで推進されているソフトバンクや熊本市北区役所など多様な企業や自治体との連携によるPBL(問題解決型)講義でした.教諭の方々は,「イノベーターを育成するには,高校の外とのつながりにより学びそのものを変革する必要がある」との結論に達し,「今治に帰ったら購入して読み,つながりについて学びます」とイノベーション創発に向けた「つながり」について書かれた星合所長の著書「つながりを科学する 地域コミュニティブランド」の表紙を写真に収めていらっしゃいました.
今後もイノベーション人材育成を目指す仲間として意見を交換し合うことを約束し,視察を終えて帰途につかれました.
IoT・AIセンターの理念や具体的な人材育成の取り組みについて説明
ナビゲーションシステムを体験
XRスタジオを視察
メタ空間スタジオでリアルとバーチャルの融合を体験